四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月6日発表)

新光電気工業(6967)

半導体用パッケージなどを生産する新光電気工業(6967)だった。半導体需給の逼迫を受けて、今2022年3月期は売り上げも利益も急拡大する。円安も追い風にして、15期ぶりの最高益更新が確実だ。最高益の更新率(154.8%)もランクイン企業で最高と、好調そのものだ。

ディスコ(6146)

半導体ウエハの切断装置、研削装置、研磨装置の世界的企業。今2022年3月期は2期連続の最高益更新を掌中にする。『会社四季報』2022年1集の記事欄では「受注ピークアウトの兆しはまだ見えず。来期初までフル生産続く見込み」と好調ぶりが説明されている。

リンテック(7966)

半導体、積層セラコン向けの粘接着素材が収益の柱だ。7位の上村工業はメッキ用薬品とメッキ機械装置のトップメーカーだが、利益を牽引するのは半導体ウエハ向け製品だ。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月4日発表)

ジェイ・エム・エス(7702

使い捨て医療器具を手がけるジェイ・エム・エス(7702)が3日ぶり反発。一時は前日比22円(3.6%)高の626円まで上昇した。3日引け後、新型コロナワクチン接種用として供給するシリンジの生産能力を増強すると発表。これによる収益への貢献に期待した買いが先行したようだ。

東邦金属(5781

タングステンモリブデンなどの複雑加工を手がける東証2部の東邦金属(5781)が6連騰した。午後1時50分現在、前営業日比231円(20.4%)高の1361円で推移している。一時は制限値幅上限の1430円ストップ高まで上伸した。

三菱重工業(7011

総合重機の三菱重工業(7011)が逆行高した。3営業日ぶりの大幅反発。一時は3695円まで上伸し、2021年3月19日の昨年来高値3671円を更新した。午後1時10分現在、前営業日比170円(4.9%)高の3658円で推移している。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月3日発表)

日本ユニシス(8056

SI大手の日本ユニシス(8056)が後場に入り、上げ幅を拡大した。大幅反発。午後1時51分現在、前営業日比115円(3.7%)高の3200円と本日の日中高値で推移している。午前11時に、交通事業者や地方自治体向け生活者MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の基盤となるアプリケーションサービスの提供を開始すると発表し、買い材料視された。

バンク・オブ・イノベーション(4393

スマホゲームアプリを開発・運営している東証マザーズのバンク・オブ・イノベーション(4393)が大幅に5営業日続伸した。午後1時26分現在、前営業日比67円(3.1%)高の2206円で推移している。一時は2306円まで上伸した。2日に事前登録受付中の新作大型RPG「メイントメモリ」について事前登録者が20万人を突破したと発表し、買い材料視された。

出光興産(5019)

石油元売りで国内2位の出光興産(5019)が大幅に4営業日続伸して昨年来高値を更新。2019年9月以来およそ2年半ぶりの高値をつけており、午後1時16分時点では前日比180円(5.6%)高の3390円となっている。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月2日発表)

オイシックス・ラ・大地(3182)

安全に配慮した青果物を軸にネット販売しているオイシックス・ラ・大地(3182)が大幅に4営業日続伸。午後0時47分現在、前営業日比103円(3.7%)高の2911円で推移している。一時は2926円まで上伸した。

ツルハホールディングス(3391)

ドラッグストア首位級のツルハホールディングス(3391)が大幅に逆行高した。午後0時47分現在、前営業日比220円(2.4%)高の9410円で推移している。一時は9440円まで上伸した。1日に2月度(1月16日~2月15日)の月次営業速報を発表し、好感された。

ウィザス(9696)

近畿地盤の集団指導塾「第一ゼミナール」などを展開しているウィザス(9696)が買い先行。午前9時44分現在、前日比48円(6.2%)高の822円となっている。1日引け後に発表した今2022年3月期利益予想の上方修正が材料視された。

 

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月1日発表)

森永製菓(2201)

菓子大手の森永製菓(2201)が大幅続伸した。午後1時51分現在、前営業日比225円(6.0%)高の3965円で推移している。一時は3975円まで上伸した。2月28日に自己株式の取得を発表し、株式需給の改善や実質1株利益の上昇を期待した買いが活発化した。

USEN-NEXT HOLDINGS(9418)

店舗・施設向け音楽サービスや動画配信などを提供しているUSEN-NEXT HOLDINGS(9418)が4連騰した。午後0時47分現在、前営業日比180円(7.5%)高の2572円で推移している。一時は2576円まで上伸した。

商船三井(9104)

海運大手の商船三井(9104)が買い先行で大幅に3営業日続伸。9月27日に記録した昨年来高値を更新し、株式併合を考慮した実質で2008年9月以来およそ13年半ぶりの高値をつけてきた。午前9時35分時点では前日比630円(6.8%)高の9970円で売買されている。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月28日発表)

東京電力ホールディングス(9501)

東京電力ホールディングス(9501)や関西電力(9503)、中国電力(9504)など大手電力株がそろって続伸。東電HDは午前11時22分現在で前日比22円(6.1%)高の384円となっている。

メドピア(6095)

医師向け情報サイトを運営しているメドピア(6095)が3連騰した。午後0時31分現在、前営業日比250円(7.9%)高の3400円で推移している。一時は3425円まで上伸した。

芝浦電子(6957)

サーミスタ・温度センサーを手がける芝浦電子(6957)が大幅続伸。一時は前日比610円(9.2%)高の7230円まで上昇、2月9日につけた直近高値7330円に迫っている。